山口県介護保険関係団体連絡協議会
平成29度 事業計画
【基本目標】
介護保険制度は、高齢者の自立支援と介護予防を理念とし、その創設から16年が経ち、介護が必要な高齢者の生活の支えとして定着、発展してきた。医療や介護が必要な状態になっても、できるだけ住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域実情にあわせた医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される「地域包括ケアシステム」の深化・推進が重要である。
また、平成28年6月には「地域共生社会」の実現が提唱され、住民が主体的に地域課題を把握して解決を試みる体制をつくる「我が事」の地域づくり、地域生活課題を包括的に受け止める体制をつくる「丸ごと」の地域づくり、そして多機関の協働による総合的な相談支援体制の構築をし、互いに循環させることが必要とされている。
このような状況の中、制度の円滑な実施を図るため、本会では、医療・保健・福祉に携わる各団体と密接に連携・協働し、その調整を図るとともに行政との連絡調整を緊密にすることを目的に次の事業を行う。
【事業内容】
1 組織強化、財政基盤に関する事業
(1)財政基盤の安定確立
(2)関係機関・団体との協働・連携
2 介護サービスの質の向上の推進に関する事業
(1)第18回 山口県介護保険研究大会の開催(サービス事業者振興事業)
期 日:平成29年11月26日(日)
場 所:山口県総合保健会館(山口市)
(2)山口県介護保険研究大会 実行委員会の開催 年2回
(3)山口県介護保険研究大会 研究発表事前打合せ会の開催 随 時
3 各団体との連絡調整及び情報収集・提供に関する事業
(1)介護保険関係団体事務局会議の開催
(2)介護保険関係団体の情報交換の実施
(3)介護保険関係及び各団体活動等の情報収集・提供
(4)山口県介護保険関係団体連絡協議会ホームページの運営
4 会の運営
(1)総 会 年1回
(2)役員会 随 時
(3)監 査 年1回
(4)正副会長会議 随 時